| もこ :1/19に放送いたしました「命の架け橋」というテーマについて、ずーっとねぇ、やっぱりねぇ、お手紙・お葉書、そしてメールやFAXでもご意見を頂戴するんですよ。
特に私のホームページの方で「命の架け橋」、この日の放送分と先週読ませていただいた分も、またまた文字にしてアップしていただいておりまして。 それを読むとね、放送では聞き流してしまったようなことをじっくり考えてしまうということがあって。また、そのホームページの方をご覧になっての感想も沢山届いているんですねぇ。ありがとうございます。 こちら、ひめちゃんはお葉書でいただきました。栃木県の方です。 【じっくり聞かせて貰いました。森さんのお話はもちろんのこと、市川さん(映画プロデューサー)の言葉の中にグッとくるものがありました。それは「子どもを育てることの大切さ」 臓器について考える前に、私も子どもたちに「いのちを大切にすることの意味」を教えて行かなきゃなと思うのです。その気持ちがあれば、小さな命を平気で消してしまうことは出来ないと思うのです。そして、死に方を考える前に、自分はこれからどう生きるか、人生を歩むのか、そのことも考えさせられました。もこさん、またこのようなテーマをやって下さいね。】 と、いただいてまして。
こちらは、こんちトムさん。「遅ればせながら、臓器提供について」ということで、インターネットのホームページ、伝言板に書き込んでいただきました。『命ということについて』 【はじめまして。時々ホームページ見させていただいてます。番組も時々で申し訳ないのですが、聞かせていただいています。先日、臓器移植のことでいろいろと特集をされていたそうで。いつも思っていたことがあったのに、意見を言う機会がなかったので、ホームページの方で経過を読ませていただいた上で、私の思っていることを書いてみたいと思います。今、最新の医学で、再生治療というのがあるそうです。体のあらゆる部分のもとになる生体幹細胞(確かそんな名前だった)というのがあって、それを培養することにより、体の全ての臓器を作り出せる、というものだそうです。これが現実のものになれば、ドナーの脳死問題も、移植後の拒絶反応の問題も、全て解決します。だから早くこの分野が発達して、移植医療なんてものがなくなればいいと思っています。ただ、命という問題で、いつも葛藤することがあります。人間って、科学を発達させて、だんだん死ななくなってきたでしょ。その結果、人口爆発なんて問題も起こっているわけですよね。そのために産児制限などが世界中で行われているわけだけれども、そうやって、生命を操作することが命を大切にすることなのかと思うと、ちょっとわからないのです。もちろん、私だって今のところ死ぬのはイヤだし、周りの親しい人たちが死んでいくのもイヤだ。それに臓器移植が間に合わなかったために失われた命のことを考えると、なんだかやりきれない気持ちになります。ただ、命が神のものであった頃と、人のものになりつつある今とでは、果たして命の重みってどのくらい違うのかしら、と思うんです。最初に書いたように、再生医療が発達すれば、助かる命は飛躍的に増えます。人間にとって、また現在病気の人にとって、これほど大きな希望はありません。ただ、地球という規模で考えると、この星のエネルギーの総量(物質を作っているエネルギー)には当然限りがあるわけで、人が増えればその分この星の何かが減る、ということになります。だか
・・・・・ねぇ、これはだから、ほんっとに、二律背反することなんだよね。方や助けたい命があって、方や制限しなければいけない命があるっていうことが、おかしいなと思うんだけれど・・・そういったことを、やっぱり矛盾を感じながら、特に医療に接している方、今実際に現場で医療に携わっている方は、いつも日々その葛藤を感じていらっしゃるんじゃないかと。
まだまだ、移植医療、そして臓器移植ということに関しては・・・(賛成・反対)両方あると思うんです。ねっ、もっともっとその両面を突き詰めて、一緒に考えていければなと思います。まだまだ、ご意見ご感想、ホームページの方にも、そして番組の方にも寄せて下さい。
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